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2025年4月某日、インテックス大阪で開催された「関西物流展2025」に行ってきました。
毎年足を運んでいますが、今年は特に人の多さと展示内容の進化に驚かされました。出展社数は400社を超え、どこを歩いても最新技術のオンパレード。物流という産業がどれほどのスピードで進化しているか、肌で感じる場となりました。

正直に言うと、経営者としての目線では「これはもう、変わらなアカンな」と思わされることが多かったです。

とくに目を引いたのは、省人化・自動化の分野。
AGV（無人搬送車）やAMR（自律走行ロボット）、ピッキングのロボットアームなど、まるでSF映画のような設備がリアルに動いていて、「人手不足対策はここまで来たか」と感心しきり。
うちのような中小の運送会社にとっては、すぐに導入とはいかないまでも、これからの指針になるヒントがたくさんありました。

また、会場では物流DXや倉庫管理システム（WMS）などの提案も豊富で、今までなんとなくExcelでやっていた業務を見直すいい機会にもなりました。自社開発しているシステムと照らし合わせながら、「ああ、うちのやり方も悪くないな」と自信を持てた部分もあります。

それにしても、来場者も出展者も、みんな「物流が変わる」という熱気に満ちていました。
この空気感、物流業に携わる人間として本当に嬉しかったです。

会社に帰ってから社員にも写真を見せて、「これからの物流って、こういう方向に進んでいくんやで」と話しました。現場のドライバーさんにとってはまだピンと来ないかもしれませんが、社長としては、5年後、10年後を見据えて舵取りをしていく必要があります。

今年のテーマは「気づき」と「焦り」、そして「希望」。
うちの会社も、足元を固めつつ、一歩先の未来を見据えて動いていきたいと思います。