2025.12.17

フードデリバリー市場は、ここ数年で急速に拡大しました。
スマートフォン一つで料理を注文でき、短時間で自宅に届く便利さは、私たちの生活にすっかり溶け込んでいます。
一方で、この急成長の裏側には、物流のプロから見ると見過ごせない課題も存在しています。
その代表例が、白ナンバー車両による有償配達の横行です。
日本の法律では、白ナンバー(自家用車)を使って報酬を得て荷物を運ぶ行為は原則違法です。
これはフードデリバリーであっても例外ではありません。
にもかかわらず
届出や許可を行っていない
事業用ナンバーを取得していない
保険や労務管理が不十分
といった状態で配達が行われているケースが、業界全体で少なくないのが実情です。
短期的には「手軽」「コストが安い」ように見えるかもしれませんが、
事故が起きた瞬間に、ドライバー・利用者・荷主すべてが大きなリスクを背負うことになります。
物流業界に身を置く者として、この現状には強い危機感を抱いています。
当社はこれまで、
AmazonのDSP(デリバリー・サービス・パートナー)事業を通じて、
日々大量の荷物を「安全・確実・時間厳守」でお届けしてきました。
その中で培ってきたのは
貨物軽自動車運送事業の適正運営
ドライバー教育・労務管理
車両管理・保険体制
法令順守を前提とした配送スキーム
といった、物流事業者としての基盤そのものです。
今回、フードデリバリー分野においても
大手グローバル企業が展開する新しいデリバリーサービスと正式に契約し、
業務をスタートすることになりました。
※守秘義務の関係上、サービス名・企業名は伏せさせていただきます。
今回、企業名やサービス名を伏せているのは、
「話題性」よりも「本質」を伝えたいからです。
重要なのは
誰がやっているか
どんなアプリか
ではなく、
「誰が、どんな体制で、どんな責任を持って運んでいるのか」
だと考えています。
当社は
必要な事業届出・資格をすべて取得しています
Amazon DSPで求められる高い基準をクリアしてきた体制をそのまま適用しています
フードデリバリーであっても、
物流は物流。
この姿勢は一切変わりません。
フードデリバリーは「飲食 × IT」と思われがちですが、
実際にはその中核を支えているのは物流です。
配達品質が安定しない
ドライバーの入れ替わりが激しい
事故・トラブルが多い
こうした課題の多くは、
物流を“副業”や“片手間”として扱ってきた結果だと感じています。
当社は、
物流事業者として新たな領域に踏み出すという覚悟で、この分野に参入しました。
単なる「配達」ではなく、
「社会インフラとしてのデリバリー」を支える存在でありたいと考えています。
法令を守ることは、決して遠回りではありません。
むしろ、
荷主からの信用
ドライバーの安心
長期的な事業継続
すべてにつながる最も確実な投資です。
フードデリバリー業界が健全に成長するためにも、
「合法であること」が当たり前の世界を、物流事業者として示していきたいと思います。
フードデリバリーという新たなフィールドにおいても、
当社の軸は一貫しています。
法令順守
安全第一
現場を知る物流事業者としての責任
これまで培ってきたAmazon DSP事業の経験と実績を活かし、
物流のプロとして、新たな挑戦を続けていきます。
今後の展開にも、ぜひご注目ください。
大阪で運送の仕事はニュートラルにお任せください!
見積もりのご依頼をお待ちしております。

定期便・イベント輸送・当日便・夜間搬入・チャーター便・貸切便・混載便等様々な配送に対応いたします。繁忙期の為他社に断られた・急に荷物を届けないといけない等にも柔軟に対応いたします。配送のことならどんな事でもお気軽にご相談下さい。

配送エリアやお荷物の量に応じて料金が異なります。こちらから料金表をご確認下さい。尚、定期でのご契約や料金表に記載のない特殊な配送は別途お見積りいたしますのでお問合せ下さい。またお急ぎの場合はお電話での対応も可能です。

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