2025.05.06
大阪で運送業を営むうえで、5月は非常に特徴的な月です。 ゴールデンウィーク(GW)による荷動きの変化、気温上昇にともなう飲料水や冷蔵品輸送の増加、新年度の影響などが重なり、運送業者にとっては繁忙と混乱が交錯する季節ともいえるでしょう。
この記事では、運送業界歴10年以上、大阪を拠点に展開する株式会社ニュートラルの視点から、5月の運送業界の動きと、そこで求められる対応策、そして業界全体が直面する課題について詳しくお伝えします。
5月の最大のイベントといえば、ゴールデンウィーク。 多くの企業が休暇に入り、通常のBtoB物流が一時的にストップします。一方で、観光地やイベント、個人宅向けの配送は急増。このタイミングで大阪市内やその周辺では、チャーター便やスポット配送のニーズが一気に高まります。
とくに大阪南港からの輸送や、関空(関西空港)を通じた国際便貨物の対応など、特別対応が必要な案件が集中するのもこの時期ならではです。
5月は全国的に気温が上がり始める時期であり、飲料水や冷蔵食品の物流ニーズが一気に加速します。 大阪では大手コンビニチェーンやスーパーマーケットへの配送が増加し、冷凍・冷蔵車の稼働率が上昇。また、気温変化による「先読み発注」が行われるため、在庫移動がイレギュラーに増えることも。
これは、倉庫からの緊急出庫や、工場直送便のチャーター輸送など、対応力が問われるシーンの連続を意味します。
5月は新卒ドライバーがまだ即戦力になりきらず、中堅層の確保がカギを握る時期です。 しかし、現実的には「GW明けの離職」「連休明けの稼働調整」「暑さによる体調不良者の増加」などにより、ドライバーの稼働率が不安定になります。
大阪エリアのように配送件数が多く、ルートの複雑さもある都市部では、人手不足がそのまま遅延・損失に直結するため、各社とも予備要員の確保や外部委託(チャーター業者)との連携強化を余儀なくされます。
5月はとにかく「イレギュラー対応」の連続。 ・イベント開催による臨時配送 ・企業の展示会出展に合わせた機材輸送 ・通販サイトのプロモーション企画に伴う出荷ラッシュ
こうした動きに対応するため、大阪の運送業者にはフレキシブルなチャーター体制が求められます。
株式会社ニュートラルでも、GW期間中から6月初旬にかけて「1台だけ手配できませんか?」「夜間に届けてほしい」「空港ピックアップしてそのまま現地まで」などの依頼が急増します。
この激動の5月に、「大阪 運送会社」として顧客に選ばれるには、 ただ荷物を運ぶだけでは不十分です。
こうした総合力の高さこそが、選ばれる理由になります。
株式会社ニュートラルでは、
など、法人顧客が安心して依頼できる体制を整えています。
大阪は商業エリアと住宅街が隣接しているケースが多く、「その土地の事情を知っている」ことが配送の成功率を高めるポイントになります。
道幅の狭いエリア、駐禁が厳しいゾーン、住民とのコミュニケーション…。 「ただ運転できる」だけではなく、“街を知っている運送会社”が強いのが大阪です。
株式会社ニュートラルのドライバーは地元出身者も多く、配送先の特性や商習慣を把握したうえでの対応が可能。 これが、一見の依頼からリピーターにつながる力になっています。
大阪では5月に特に多い輸送業種として、「飲食関連」「イベント業」「教育関連」が挙げられます。
たとえば、飲食業では冷蔵品・飲料の配送依頼がピークに。特に土日に向けての増便対応が必要となるケースが多く、24時間対応体制が求められます。
イベント業では、万博記念公園やインテックス大阪などで開催される催事関連の機材輸送が集中。配送時間帯の制限や、納品タイミングの厳密さが求められる中で、信頼できる運送会社が重宝されます。
教育関連では、5月から始まる学校行事や教材納品が集中し、地域ごとの配達や細かな日程調整が不可欠。学校現場と連携したスムーズな搬入が評価の鍵を握ります。
株式会社ニュートラルで働くドライバー・中村さん(仮名)の1日をご紹介します。
朝5時、トラックの点検とルート確認を済ませて出発。 午前中は大阪市内の飲料配送、昼には企業倉庫での積み替え作業を経て、午後は教育関連の書籍配送。
移動中はリアルタイムで事務所と連絡を取り合いながら、配送先の状況を柔軟に共有。 「荷物を運ぶ」だけではない対応力と、顧客との信頼関係を築く接遇力が、日々の業務を支えています。
ニュートラルでは、倉庫業とも連携し、「保管+配送」の一括対応が可能です。
たとえば、ある法人顧客のケースでは、大阪市内にある弊社倉庫で一時的に資材を預かり、必要なタイミングで各営業所へチャーター便で配送。
このように、複数の拠点をまたぐ業務を一元化できることで、顧客の手間が大幅に軽減され、「丸ごと任せられる運送会社」として選ばれ続けています。
例えばある年の5月、大阪府内の大型展示会向けに、朝6時までに機材を届けるという依頼がありました。 当日未明、急な高速道路事故で通行止めとなり、予定していたルートが使用不能に。
しかし、弊社の配車スタッフは即時に代替ルートを確保。 ドライバーと連携しながら、搬入時間ギリギリで無事に納品を完了。 この件をきっかけに、その企業様からは毎年リピートで依頼を頂いております。
イレギュラー対応に強い運送会社こそ、5月のような変動期には重宝されるのです。
株式会社ニュートラルでは、物流のIT化にも積極的に取り組んでいます。 たとえば、全車両にGPSを搭載し、配送状況をリアルタイムで共有。 ドライバーの日報もアプリで管理し、残業や拘束時間の可視化によって、働きやすい職場づくりにもつなげています。
さらに、チャーター便依頼の受付もオンラインで完結できる仕組みを整備中。 繁忙期の業務効率を最大限に引き上げる工夫を重ねています。
5月は、単なる繁忙期ではなく、運送会社としての実力が問われる月です。 顧客の緊急ニーズに応えつつ、安定稼働とドライバーケアを両立させる。 そして、変化に柔軟に対応できる組織力が、信頼という最大の資産につながるのです。
大阪で運送のご依頼をお考えの方、 「こんな時期やけど大丈夫かな?」 「荷物が急に増えたけど間に合うかな?」 そんな時こそ、株式会社ニュートラルにぜひご相談ください。
大阪で運送の仕事はニュートラルにお任せください!見積もりのご依頼をお待ちしております。
定期便・イベント輸送・当日便・夜間搬入・チャーター便・貸切便・混載便等様々な配送に対応いたします。繁忙期の為他社に断られた・急に荷物を届けないといけない等にも柔軟に対応いたします。配送のことならどんな事でもお気軽にご相談下さい。
配送エリアやお荷物の量に応じて料金が異なります。こちらから料金表をご確認下さい。尚、定期でのご契約や料金表に記載のない特殊な配送は別途お見積りいたしますのでお問合せ下さい。またお急ぎの場合はお電話での対応も可能です。
弊社に配送をご依頼いただいたお客様の声をご覧いただけます。実際に依頼いただいたお客様の生の声をご覧いただくと、弊社の物流に対しての考え方や様々な配送ケースを参考にしていただけると思います。