2025.02.07
「楽器を運んでもらいたいんですけど、壊れたりしませんか?」
これは、私たちニュートラルが楽器輸送をご相談いただく際に、もっとも多く受ける質問です。
管楽器や打楽器、そして電子ピアノやミキサーなどの電子機器。
これらは非常にデリケートな機材であり、ちょっとした振動や衝撃が音を狂わせたり、破損につながったりする可能性があります。
実際、他社さんでの輸送後に「スネアドラムの皮が緩んでいた」「電子ピアノが運搬後に動かなくなった」という事例も少なくありません。
だからこそ、楽器の輸送には専門的な知識と経験、そして適した車両が必要です。
ニュートラルでは、楽器輸送に適した4トンエアサス・パワーゲート付き車両を標準装備しています。
エアサス(エアサスペンション)は、走行中の揺れや衝撃を空気のクッションで吸収する構造になっており、通常の板バネ式トラックに比べて圧倒的に荷台の振動が少ないのが特徴です。
これは楽器輸送にとって非常に重要なポイント。
バネで跳ねるトラックでは、振動でネジが緩む、皮が張って狂う、などのトラブルが起こりやすい。
エアサス車両なら、高速道路や段差でもふわっと乗り越える走りができるため、機材にかかる負担を最小限にできます。
エアサスだけでは不十分です。
積み込み・固定・降ろし作業の丁寧さがなければ、輸送中の荷崩れや転倒事故は防げません。
弊社では、ドライバーが直接現場に立ち会い、
段ボールやハードケースの底面固定
空間に合わせたパッド・緩衝材の配置
打楽器などはベルトでクロス留めして荷台の動きに追従
といった工夫を毎回徹底しています。
また、パワーゲート付き車両なので、リフトやスロープがない場所でもスムーズに積み下ろしが可能。
特に、体育館や音楽ホールの裏口からの搬入など、限られた導線しか使えない会場では、パワーゲートが大きな武器になります。
先日、関西の高校から「吹奏楽部の演奏会で、打楽器一式をホールまで運んでほしい」というご依頼をいただきました。
搬入先は駅から徒歩15分の小ホールで、車の横付けが難しい会場。
私たちは事前にGoogleストリートビューで現場を確認し、搬入経路を想定した台車の選定とパワーゲート車両の位置取りを検討。
当日は台風の影響で小雨でしたが、ブルーシートと養生マットを使いながら、無事時間通りにセッティング完了。
帰りの搬出時間が押したものの、事前に「遅れる可能性もある」と聞いていたため、待機料金の発生なしで対応しました。
「ここまで丁寧にやってもらえるとは思いませんでした」と、生徒さんや顧問の先生からもお礼の言葉をいただけました。
あるプロミュージシャンの地方ライブツアーでは、PA機材・ドラムセット・ギターアンプなど、総重量で700kg以上の楽器機材を夜間搬入する依頼がありました。
このケースでは、夜間でも音を立てずに降ろす必要があるため、ドライバーとサポート1名の2名体制で対応。
また、ドラムのシンバルや電子系統のケーブル類は、スタッフさんが番号管理していたため、当社でも番号札を取り付けてミスを防止しました。
ツアーは3日間連続で行われ、荷物の積み下ろし→仮保管→再積み込みと流動的な動きもあった中で、問題なく完遂できました。
私たちは、**学校関係の「教育目的の輸送」**と、**プロの「商業イベントの輸送」**の両方に対応しています。
【学校向け】料金を抑えたパックプラン・下見対応あり
【プロ向け】夜間対応・日程の柔軟調整・複数車両手配可
「大事な発表会だからこそ信頼できる会社に任せたい」
「ツアースケジュールに合わせて柔軟に動いてほしい」
そんなお客様の声に応えるために、私たちは常に準備・確認・連携を怠りません。
楽器は、単なる「モノ」ではありません。
演奏者の思いが詰まった、大切な“音”を生み出す道具です。
だからこそ、私たちは運送を「物を移動させる仕事」ではなく、「お客様の想いをつなぐ仕事」として大切にしています。
繊細な楽器を、確実に、丁寧に、安全に届ける。
そのための技術と経験が、ニュートラルにはあります。
大阪で運送の仕事はニュートラルにお任せください!
楽器輸送のご相談・見積もりもお気軽にどうぞ。
定期便・イベント輸送・当日便・夜間搬入・チャーター便・貸切便・混載便等様々な配送に対応いたします。繁忙期の為他社に断られた・急に荷物を届けないといけない等にも柔軟に対応いたします。配送のことならどんな事でもお気軽にご相談下さい。
配送エリアやお荷物の量に応じて料金が異なります。こちらから料金表をご確認下さい。尚、定期でのご契約や料金表に記載のない特殊な配送は別途お見積りいたしますのでお問合せ下さい。またお急ぎの場合はお電話での対応も可能です。
弊社に配送をご依頼いただいたお客様の声をご覧いただけます。実際に依頼いただいたお客様の生の声をご覧いただくと、弊社の物流に対しての考え方や様々な配送ケースを参考にしていただけると思います。