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運送運賃の仕組みとは?現役経営者がわかりやすく解説!

2025.05.02

運送運賃ってどうやって決まるの?

普段、荷物を運ぶ際に「運賃って何を基準に決まっているんですか?」と聞かれることがあります。
今回は、実際に運送業を営む立場から、運賃の仕組みについてわかりやすくまとめてみたいと思います。


1. 距離制運賃:基本は「何キロ走ったか」

最もオーソドックスなのが距離に応じた運賃設定です。
1kmあたりの単価をベースに、走行距離に応じて料金が計算されます。たとえば「20kmまでは基本料金、そこからは1kmごとに追加」といった形ですね。
長距離になるほど単価が下がる“スライド制”を採用している会社も多いです。


2. 時間制運賃:「何時間拘束されるか」

都市部などで距離が短くても時間がかかるケースでは、「時間貸し」のような運賃もあります。
例:4時間以内で○○円、8時間拘束で○○円など。これはチャーター便や定期便でよく使われます。


3. 重量・容積制運賃:運ぶ“量”によって決まる

とくに混載便や路線便では、荷物の「重さ」や「体積」によって料金が決まることもあります。
たとえば、1立方メートル=280kgで換算する“容積換算”が採用される場合も。


4. 混載便の料金体系

複数の荷主さんの荷物を同じトラックで運ぶ混載便(路線便)は、サイズや重量、配送先エリアによって運賃表が細かく決まっています。大手の宅配会社がこの方式ですね。


5. 付帯料金ってなに?

運賃以外にも、以下のような“プラス料金”が発生するケースがあります:

  • 荷待ちや長時間拘束による待機料

  • ドライバーが積み下ろし作業をする場合の荷役料

  • 高速道路料金深夜・休日の割増 など

これらは運送の実態に応じて柔軟に加算されることが多いです。


6. 運賃はこうして決まる

実際の現場では、以下の要素を総合的に見て運賃が決まります。

  • 距離、時間、荷物の内容や量

  • 配送先のエリアや道路事情

  • 車両サイズ(軽貨物、2t、4tなど)

  • 定期便かスポット便か

  • 燃料サーチャージ(軽油価格による変動) など


7. 最後に:価格だけじゃない、価値ある運送を

運賃は「単なる移動費」ではなく、人・時間・リスク・信頼のすべてを含んだ“対価”です。
荷物を運ぶという仕事の本質は、「大切なものを、確実に、丁寧に届けること」。
だからこそ、価格だけでなく“価値”を届けられる運送を、これからも目指していきたいと思います。

業務内容

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定期便・イベント輸送・当日便・夜間搬入・チャーター便・貸切便・混載便等様々な配送に対応いたします。繁忙期の為他社に断られた・急に荷物を届けないといけない等にも柔軟に対応いたします。配送のことならどんな事でもお気軽にご相談下さい。

運送料金表

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お客様の声

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